木材の持つ"強さ・温もり"にこだわった注文住宅の設計・施工からリフォームまで。私たちにお任せください

木造りの家

私たちが木にこだわる理由

日本の気候風土には「木」が一番合います。また、各種の実験により人体にとって一番良い素材も「木」であることが証明されてます。よって私たちは木造住宅を造り続けていこうと思います。

木造住宅の快適さ

断熱性、吸湿性、安全性など、さまざまな視点から総合的に評価すると、木材が一番良いことがわかります。それが木の魅力の秘密であると私たちは考えてます。

 

私たち日本人は、木や木綿に触れていると心が和むのを覚えています。それはこれらの材料がかつては細胞という生き物であって、その生命のぬくもりが人の肌にほのかな体温を伝えてくれるからではないかと考えています。人間もまた生物ですから、私たちの住みかはやはり木という生物材料が適しているのではないでしょうか?

 

また、多くの材料は古くなるとみすぼらしく汚れますが、木はむしろ風格がついて別の美しさが増してくると感じられます。例えば、アルミサッシ、コンクリート、木の柱に触れたとき、同じ表面温度なのにアルミニウムは冷たく、木は温かい。それは、熱の奪われ方が違うからです。サウナに入ったときを考えれば、床が木だから素肌で座れますが鉄であれば火傷をしてしまいます。熱伝率の違いはそれだけ人間の感覚に大きな影響を与えます。

実証された木のぬくもりの持つ安心感

木が熱を伝えにくいのは、細胞の中に空気が詰まっているためです。
ウールのセーターや羽毛布団が暖かいのも同じ理由です。生きている木はたくさんの水分を含んでいますが、切り倒して大気中におくと次第に乾燥し、含水率が約15%になった後は、湿度に対応して湿気を吸ったり吐いたりします。これは湿度調節の役割を果たすわけです。

 

この性質は夏はジメジメ、冬はカラカラになりやすい日本では、湿度の変動を和らげることになるので、木できた住まいは日本の風土に一番合った家といえるわけです。「木は呼吸する」とよくいわれますが、それは調湿器の役目をするわけです。博物館の収蔵庫の内部は厚い木の板を張りますが、それは木の調湿効果をねらったものです。正倉院の御物が1,200年間もよく保存されたのは、厚い木に囲まれていたからです。

 

ナイロンがこれだけ発達したにもかかわらず、肌着には木綿がよいといわれるのも同じ理由によるものです。ある実験でマウスを木製、金属製、コンクリート製の3種類の飼育箱に入れて生存率や成長率を比較してみました。その実験によると、生後23日目の生存率は木製の箱でほぼ90%。ところが金属の箱では生存率は半分。コンクリートの箱にいたっては、生存率は4〜5%という実験結果だそうです。また成長率や母性本能、落ち着き具合などには大きな差があったと報道されています。

木は軽くて強い、そして燃えにくい安全な材料

家の強さという場合、もう1つの重要な要素として気がかりなのは、やはり耐火性です。木は燃えるだけに根強い不安感があることは否定できません。しかし、意外なことに木は燃えにくいのです。
木はマッチの芯や薪にするくらいですので当然、燃えます。ですが考えてみればわかるように新聞紙はすぐに燃えても分厚い電話帳は簡単には燃えません。それと同じで木もある程度以上の厚さがあれば、表面が焦げるだけでそれ以上は燃えません。

 

木は燃え始めると表面が炭化して断熱材の役割を果たすようになり、木材自体の可燃性ガスの発生を防ぐようになるのです。また火災実験によれば、木材の炭化速度は1分間に0.6〜0.8ミリ程度。仮に30分間燃えたとしても24ミリの炭化で済み、一気に建物が倒壊する心配はありません。これに対し鉄は、540度くらいで軟化し始め、温度が上がるにつれて急速に強度は低下して無力になります。その結果、重い屋根を支える柱や梁は、大きく曲がってしまうことになるのです。つまり、木は一見強そうな鉄に比べれば、長時間強度を保つ建築材料だといえるわけです。

 

私たちが言いたいのは、木は軽くて強いうえに健康性、安全性に優れた素材であること。だから、木造住宅にすると軽くて強く体にやさしい家が建つのです。





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