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安心・安全を支える技術

ネオ・ベーシックV 次世代木造合理化住宅

木造住宅合理化システム、高耐久性能タイプ認定番号 合理化G04B-03

今、木造住宅は耐久性、耐震性、省エネ性など性能や品質についての管理体制が問われる時代になっています。
皆様に安心、安全な住まいをお届けするために高度な性能表示、性能保障を明確に表すためにホームデザインでは次世代新基準の実現に取り組んでます。

ネオ・ベーシックVは高性能住宅実現。

ネオ・ベーシックVは、国から「75〜90年耐用」と認められた木造住宅のこれからの基準となる工法です。

1.構造材

NEO-BASICV(構造用集成材)

集成材は、無垢材の節や割れなどの欠点を取り除き、良質な部分を積層することで、強度を無垢材の約1.5倍に高めています。厳しい含水率管理のもとで製造されるので、収縮・膨張・変形、狂いなどはほとんど発生せず、品質が均一化されています。また、ホルムアルデヒド放散量もシックハウス新法規制対象外のF☆☆☆☆。空気環境にも配慮した安全な木材製品です。

従来の木造住宅(無垢材)

無垢材は、自然素材としてのメリットも多いのですが、含水率によって収縮や膨張が発生し、割れや反りなどを生じることがあります。強度についても部分的に偏りがみられ、寸法精度も均一でなく、狂いが生じやすいといえます。

 

 

 

2.防腐・防アリ処理

NEO-BASICV(加圧注入処理)

木材を腐朽菌やシロアリから守るため、NEO-BASICVでは防腐・防アリ処理として加圧注入処理を行っています。これは、木材を防腐・防アリ液加圧注入機に入れ、薬液に浸して高圧をかける方法。木材内部の80%以上に薬液が浸透することにより、木材の耐久性が大幅に向上します。

劣化対策等級3(最高等級)

従来の木造住宅(塗布処理)

一般的な防腐・防アリ処理としては、高濃度の薬剤を刷毛やローラーを使って塗布または噴霧する処理が行われます。簡単にできる半面、薬剤が内部に浸透しないので、木材が乾燥して割れが生じたときなど、そこから腐朽菌やシロアリの被害を受けることもあります。

 

 

 

3.基礎

NEO-BASICV

NEO-BASICVの基礎は、布基礎一体型鉄筋コンクリートベタ基礎。従来の布基礎や一般的なベタ基礎に比べ、地盤面から基礎先端まで(床下)が高く、コンクリートの厚さや容量、鉄筋の量も割増設計としているので、建物安定性が向上するとともに高い耐震性を発揮します。(オプション)

標準タイプ

公庫基準のベタ基礎

 

 

 

4.床

NEO-BASICV

NEO-BASICVの2階床は、構造用合板を胴差や床梁に直接クギ打ちする「剛床」。構造躯体と一体化することで、根太使用の床の3倍という優れた水平剛性を発揮し、地震や台風などの際に加わる外力をバランスよく耐力壁に伝えます。また、構造用合板(28mm厚)の上に遮音シート(4mm厚)を敷き込み、さらにフローリング材を施した3層構造なので、生活音が大幅に軽減されます。

 

一般の木造住宅

通常の根太使用の床は、火打ち材などで固められていないと、地震や台風などの力が加わったとき、上部の水平力を1階の耐力壁にうまく伝えることができず、建物が壊れてしまう危険性があります。根太に直接フローリング材を貼るだけの1層構造ですから、生活音の響きには注意が必要です。

 

 

 

5.六面体のモノコック構造

NEO-BASICV

集成材とメタルジョイント工法で構成する頑丈な軸組に高い剛性を持つ構造用合板を打ち付け、躯体全体を一つの箱のようにしたモノコック構造。これは軸組と面を一体化させた構造で、飛行機にも採用されあらゆる角度の外力を建物全体で吸収、分散するため歪みにくく揺れも小さいのです。

一般の木造軸組工法

伝統的な木造軸組工法は、柱、梁の軸で躯体を形成するため、垂直方面の外力には優れた強度を発揮するほか、水平方向の力に対しては筋交いで支えているに過ぎず、地震、台風などの外力が加わると、軸の接合部に力が集中してしまいます。それにより歪みが起きやすく揺れも大きくなるのです。

従来の木造住宅との接合方法の比較

ネオ・ベーシックV

構造材の欠損部を少なくし、フレーム金物でしっかりと接合します。収縮の少ない集成材の安定性と相まって、驚くほど頑丈な構造体が実現します。

従来の木造住宅

木造住宅の最大の欠点は、継手と仕口のために写真のように木材に吹き込みを入れるため、接合部が弱くなって構造材そのものの強度を損なってしまうこともあります。地震時には、外力が接合部に集中するため、接合部が弱ければ弱いほど歪み・変形が発生し、やがて建物倒壊の危険を招いてしまいます。

 

 

 

一般木造とネオ・ベーシックV工法との接合部の強度比較

ネオ・ベーシックV工法は、一般の木造の接合に比べ約1.8倍も強いのです。





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